市販の【ウレパールプラス】と医療用医薬品の【ウレパール】の主成分の違いは? 値段は?

2020年4月5日日曜日

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※医薬品は使用上の注意をよく読み、用法 用量を守って正しくお使い下さい。

一般用医薬品は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから購入して下さい。

医療用医薬品は医師の診断の元、指示された量を守りましょう。

同成分の薬でも必ずしも同じ効能・効果が得られるとは限りません。

この記事は主成分量を比較したもので効能・効果の比較は行っていません。

*薬の情報は2020年4月4日時点での情報です。最新情報は個人でお調べください。

市販の【ウレパールプラス】と病院で処方される【ウレパール】の主成分の違いについて確認しました。



【ウレパールプラス】とは?

【ウレパールプラス】は天然保湿因子の「尿素」を含む医薬品。

【ウレパールプラス】はローションタイプの【ウレパールプラスローション10】、クリームタイプの【ウレパールプラスクリーム】が販売されていました。

医療用医薬品の【ウレパール】にも【ウレパールクリーム10%】,【ウレパールローション10%】がありました。

市販と医療用医薬品では含有主成分が異なる?

医療用医薬品の【ウレパールクリーム10%】は添付文書を確認したところ

【ウレパールクリーム10%】
(1g 中)
尿素 100mg

と記載がありました。

市販の【ウレパールプラスクリーム】は

【ウレパールプラスクリーム】
(100g中)
尿素 10.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g
d-カンフル 1.0g
リドカイン 2.0g
トコフェロール酢酸エステル 0.3g


市販の【ウレパールプラスクリーム】は「尿素」以外にビタミンE等を含んでいました。

また、尿素 10.0gは単純換算すると「100mg/1g」になり、医療用医薬品の【ウレパールクリーム10%】と同量と考えて良いのではないだろうか?

市販の【ウレパールプラスローション10】は【ウレパールプラスクリーム】とは異なり、「トコフェロール酢酸エステル」「d-カンフル 」が含まれていませんでした。
市販の【ウレパールプラスローション10】

【ウレパールプラスローション10】
(100ml中)
尿素 10.0g
リドカイン 2.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g



製造販売元が同じ?

市販の【ウレパールプラスローション10】【ウレパールプラスクリーム】は「株式会社大塚製薬工場」が製造販売元。販売元は「大鵬薬品工業株式会社」。

医療用医薬品の【ウレパールクリーム10%】【ウレパールローション10%】は「株式会社大塚製薬工場」が製造販売元。販売元は「大塚製薬株式会社」。

製造販売元はどちらも「株式会社大塚製薬工場」のようです。


ドラッグストアやインターネットで購入可能?

【ウレパールプラスローション10】【ウレパールプラスクリーム】は「第2類医薬品」なので、薬剤師、登録販売者のいる取り扱いドラッグストアやオンラインストアであれば購入できるようです。
【ウレパールプラスローション10】
メーカー希望小売価格(税抜):1,600円/80g

【ウレパールプラスクリーム】
メーカー希望小売価格(税抜):1,600円/100mL


【ウレパールクリーム10%】,【ウレパールローション10%】は「医療用医薬品」の為、原則、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品なので、基本的には処方せんが必要。

【ウレパールプラス】と【ウレパール】の比較

ウレパールプラスクリーム ウレパールクリーム10%
分類 第2類医薬品 処方箋医薬品以外の医薬品
主成分 (100g中)
尿素 10.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g
d-カンフル 1.0g
リドカイン 2.0g
トコフェロール酢酸エステル 0.3g
(1g 中)
尿素 100mg
値段 メーカー希望小売価格(税抜):1,600円/80g -
販売元 大鵬薬品工業株式会社 大塚製薬株式会社
製造販売元 株式会社大塚製薬工場 株式会社大塚製薬工場
ウレパールプラスローション10 ウレパールローション10%
分類 第2類医薬品 処方箋医薬品以外の医薬品
主成分 (100ml中)
尿素 10.0g
リドカイン 2.0g
ジフェンヒドラミン塩酸塩 1.0g
(1g 中)
尿素 100mg
値段 メーカー希望小売価格(税抜):1,600円/100mL -
販売元 大鵬薬品工業株式会社 大塚製薬株式会社
製造販売元 株式会社大塚製薬工場 株式会社大塚製薬工場

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