市販の【シナールEX】と医療用医薬品の【シナール配合錠・顆粒】の主成分の違いは? 値段は?

2020年4月5日日曜日

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※医薬品は使用上の注意をよく読み、用法 用量を守って正しくお使い下さい。

一般用医薬品は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから購入して下さい。

医療用医薬品は医師の診断の元、指示された量を守りましょう。

同成分の薬でも必ずしも同じ効能・効果が得られるとは限りません。

この記事は主成分量を比較したもので効能・効果の比較は行っていません。

*薬の情報は2020年4月4日時点での情報です。最新情報は個人でお調べください。

市販の【シナールEX】と病院で処方される【シナール配合錠・顆粒】の主成分の違いについて確認しました。



【シナールEX】とは?

【シナールEX】はビタミンC(アスコルビン酸)を含むビタミン製剤。

【シナールEX】は錠剤タイプの【シナールEXチュアブル錠e】、粉タイプの【シナールEX顆粒e】が販売されていました。

医療用医薬品のシナールにも【シナール配合錠】,【シナール配合顆粒】がありました。

市販と医療用医薬品ではビタミン含有成分が異なる?

医療用医薬品の【シナール配合顆粒】は添付文書を確認したところ

【シナール配合顆粒】
(1g 中)
アスコルビン酸 200mg
パントテン酸カルシウム 3mg

と記載がありました。

市販の【シナールEX顆粒e】は

【シナールEX顆粒e】
4包(1.0g×4)中
アスコルビン酸(ビタミンC) 2000mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 30mg

市販の【シナールEX顆粒e】は「パントテン酸カルシウム」が含まれていないがそれ以外にビタミンEやビタミンB2を含んでいました。

また、アスコルビン酸(ビタミンC) 2000mgは単純換算すると500mg/1包(1g)になり、医療用医薬品の【シナール配合顆粒】よりも多いのではないだろうか?

製造販売元が異なる?

市販の【シナールEX】は「シオノギヘルスケア株式会社」が製造販売元。

医療用医薬品の【シナール配合錠・顆粒】は「シオノギファーマ株式会社」が製造販売元。販売元は「塩野義製薬株式会社」。

どちらも塩野義の関連会社が製造販売を行っているようです。


ドラッグストアやインターネットで購入可能?

【シナールEX】は「第3類医薬品」なので、薬剤師、登録販売者のいる取り扱いドラッグストアやオンラインストアであれば購入できるようです。
メーカー希望小売価格(税抜):12包 839円 60包 2,648円


【ハイシー顆粒】は「医療用医薬品」の為、原則、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品なので、基本的には処方せんが必要。

【シナールEX】と【シナール配合錠・顆粒】の比較

シナールEX顆粒e シナール配合顆粒
分類 第3類医薬品 処方箋医薬品以外の医薬品
主成分 4包(1.0g×4)中
アスコルビン酸(ビタミンC) 2000mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 30mg
1g中
アスコルビン酸 200mg
パントテン酸カルシウム 3mg
値段 12包 839円 60包 2,648円 -
販売元 - 塩野義製薬株式会社
製造販売元 シオノギヘルスケア株式会社 シオノギファーマ株式会社
シナールEXチュアブル錠e シナール配合錠
分類 第3類医薬品 処方箋医薬品以外の医薬品
主成分 12錠中
ビタミンCとして 2000mg
アスコルビン酸 1950mg
アスコルビン酸カルシウム 60.5mg
リボフラビン酪酸エステル(ビタミンB2誘導体) 12mg
酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 30mg
1錠中
アスコルビン酸 200mg
パントテン酸カルシウム 3mg
値段 60錠 934円 300錠 3,400円 -
販売元 - 塩野義製薬株式会社
製造販売元 シオノギヘルスケア株式会社 シオノギファーマ株式会社

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