『フロジン外用液5%』と同じ主成分の市販薬は? 『カロヤン』?

2019年11月25日月曜日

医療用医薬品 一般用医薬品

t f B! P L

医療用医薬品の『フロジン外用液5%』と市販の『カロヤン』シリーズの違いは? 値段は??


※医薬品は使用上の注意をよく読み、用法 用量を守って正しくお使い下さい。
一般用医薬品は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから購入して下さい。
医療用医薬品は医師の診断の元、指示された量を守りましょう。
同成分の薬でも必ずしも同じ
効能・効果が得られるとは限りません。
この記事は主成分量を比較したもので効能・効果の比較は行っていません。

*薬の情報は2019/11/1時点での情報です。最新情報は個人でお調べください。

病院で処方されるの『フロジン外用液5%』と同じ主成分を含む、市販薬は存在するのか確認してみました。


フロジン外用液5%』の主成分は?

添付文書を確認したところ、『フロジン外用液5%』の主成分はムスカリン性コリン受容体作動薬の「カルプロニウム」でした。

カロヤン』シリーズと『フロジン外用液5%』の有効成分の違いは?

市販薬を調べたところ、『カロヤン』シリーズを発見しました。
カロヤン』シリーズには、種類がいくつかあり中でも「カルプロニウム」の含有量が多いのが、『カロヤン プログレ EX D』と『カロヤン プログレ EX O』の2種類でした。
 『カロヤン プログレ EX O』は
「カルプロニウム塩化物水和物」
「チクセツニンジンチンキ」
「カシュウチンキ」
「ピリドキシン塩酸塩」
「ヒノキチオール」
「パントテニールエチルエーテル」
「l-メントール」
の記載がありました。

カロヤン』シリーズの主成分は「カルプロニウム+ α の含有成分となっているようです。


カロヤン』と『フロジン外用液5%』より「カルプロニウム」含有量がすくない?

市販薬の『カロヤン プログレ EX O』は、100ml中に「カルプロニウム塩化物水和物  2.18g(カルプロニウム塩化物として2g)」と記載がありました。
医療用医薬品の『フロジン外用液5%』は、1mL中に「カルプロニウム塩化物水和物54.6mg(カルプロニウム塩化物として50mg)」と記載がありました。
カロヤン プログレ EX O』は「カルプロニウム」が2%で『フロジン外用液5%』は5%よりも少ないのではないだろうか?

カロヤン』と『フロジン外用液5%』は製造販売元が異なる?

カロヤン プログレ EX O』は販売元が「第一三共ヘルスケア」、製造販売元が「ニプロパッチ株式会社」と記載があった。
フロジン外用液5%』は販売元が「第一三共株式会社」、製造販売元が「ニプロファーマ株式会社」と記載があった。

カロヤン プログレ EX O』はドラッグストアやインターネットで購入可能?値段は?

カロヤン プログレ EX O』は「第3類医薬品」なので、取り扱いのある店、ドラッグストアやオンラインストア等で購入できるようです。
メーカー希望小売価格(税込):4,400円/120mL


フロジン外用液5%』は医療用医薬品の為、原則、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品なので、基本的には処方せんが必要。

カロヤン プログレ EX O』と『フロジン外用液5%』の比較

カロヤン プログレ EX O フロジン外用液5%
分類 第3類医薬品 処方箋医薬品以外の医薬品
主成分 (100mL中)
 カルプロニウム塩化物水和物 2.18g(カルプロニウム塩化物として2g)
チクセツニンジンチンキ 3mL(原生薬として1g)
カシュウチンキ 3mL(原生薬として1g)
ピリドキシン塩酸塩 0.03g
ヒノキチオール 0.05g
パントテニールエチルエーテル 1g
l-メントール 0.3g
(1mL中)
 カルプロニウム塩化物水和物54.6mg(カルプロニウム塩化物として50mg)
値段 メーカー希望小売価格(税込):4,400円/120mL -
販売元 第一三共ヘルスケア 第一三共株式会社
製造販売元 ニプロパッチ株式会社 ニプロファーマ株式会社

人気の記事

人気ブログランキング

このブログを検索

最近の投稿

QooQ