市販の【ハイチオールC】と病院で処方される【ハイチオール錠】の主成分の違いは？　値段は？

*薬の情報は2020年3月12日時点での情報です。最新情報は個人でお調べください。

CMで見かける【ハイチオールC】と医療用医薬品の【ハイチオール錠】の主成分の違いを確認しました。

【ハイチオールCシリーズ】とは？

【ハイチオールシリーズ】は『L-システイン』を含む医薬品。
数種類の製品ラインナップが用意されており、公式サイトを確認すると現在【ハイチオールC】と名の付く商品には【ハイチオールCホワイティア】【ハイチオールCプラス２】【ハイチオールC プルミエール】がありました。

主成分は？

医療用医薬品の【ハイチオール錠】は添付文書を確認したところ、抗酸化作用を持つアミノ酸である『L-システイン』を含む製剤のようです。

【ハイチオールCホワイティア】【ハイチオールCプラス２】【ハイチオールC プルミエール】の3種類では含有主成分は医療用医薬品とは異なり『L-システイン』『アスコルビン酸（ビタミンC）』『パントテン酸カルシウム』の3種類を含む製剤のようです。

上記のように市販の【ハイチオールCシリーズ】は医療用医薬品の【ハイチオール錠】に含まれる『L-システイン』の他に2種類主成分が含まれている医薬品と分かりました。

【ハイチオールCホワイティア】【ハイチオールCプラス2】【ハイチオールC プルミエール】の違いは？

各添付文書を確認したところ、

【ハイチオールCプラス2】
（6錠中）
L-システイン 240mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 500mg
パントテン酸カルシウム 24mg

【ハイチオールCホワイティア】
（4錠中）
L-システイン 240mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 500mg
パントテン酸カルシウム 30mg

【ハイチオールC プルミエール】
（4錠中）
L-システイン 240mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 300mg
パントテン酸カルシウム 24mg

上記の通り【ハイチオールCシリーズ】は
『L-システイン』
『アスコルビン酸（ビタミンC）』
『パントテン酸カルシウム』
の3種類の主成分含有量が異なります。

1錠中に単純換算すると
【ハイチオールCプラス2】
（1錠中）
L-システイン 40mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 83.3mg
パントテン酸カルシウム 4mg

【ハイチオールCホワイティア】
（1錠中）
L-システイン 60mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 125mg
パントテン酸カルシウム 7.5mg

【ハイチオールC プルミエール】
（1錠中）
L-システイン 60mg
アスコルビン酸（ビタミンC） 75mg
パントテン酸カルシウム 6mg


1錠中に単純換算すると【ハイチオールCホワイティア】が3種類の主成分とも含有量が一番高い結果となりました。

ドラッグストアやインターネットで購入可能？

【ハイチオールCホワイティア】【ハイチオールCプラス２】【ハイチオールC プルミエール】は「第3類医薬品」なので、薬剤師、登録販売者のいる取り扱いドラッグストアやオンラインストアであれば購入できるようです。
【ハイチオールCプラス２】：メーカー希望小売価格（税抜）：1,650円/40錠　4,200円/180錠　5,500円/270錠
【ハイチオールCホワイティア】：メーカー希望小売価格（税抜）：1,650円/40錠　4,500円/120錠
【ハイチオールC プルミエール】：メーカー希望小売価格（税抜）：4,500円/120錠

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【エスエス製薬】 ハイチオールCプラス2 270錠 【第3類医薬品】 楽天で購入

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【ハイチオール錠】は医療用医薬品の為、原則、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品なので、基本的には処方せんが必要。

【ハイチオールCシリーズ】と【ハイチオール錠】の比較