※医薬品は使用上の注意をよく読み、用法 用量を守って正しくお使い下さい。
一般用医薬品は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから購入して下さい。
医療用医薬品は医師の診断の元、指示された量を守りましょう。
同成分の薬でも必ずしも同じ効能・効果が得られるとは限りません。
この記事は主成分量を比較したもので効能・効果の比較は行っていません。
痛み止めとして販売されている市販の『ロキソニンS』と病院で処方される『ロキソニン錠60mg』の主成分の違いについて調べてみました。
『ロキソニンS』の主成分は?
添付文書を確認したところ、『ロキソニンS』の主成分は鎮痛消炎効果をもつ医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」でした。『ロキソニンS』と『ロキソニン錠60mg』の有効成分の違いは?
『ロキソニンS』と『ロキソニン錠60mg』はともにNsaidsと呼ばれる「ロキソプロフェンナトリウム水和物 60mg」を有効成分として含んでおり、含有量も同じようです。『ロキソニンS』は15歳以上のみ使用可能?
『ロキソニンS』の添付文書には15歳未満の小児は使用しないで下さい。との記載があるため、15歳以上の使用となります。
なお、高齢者や妊娠の恐れ妊婦の方など様々な方においても注意が必要のようです。
『ロキソニンS』と『ロキソニン錠60mg』は製造販売元がほぼ同じ?
『ロキソニンS』は製造販売元が「第一三共ヘルスケア株式会社」と記載があった。『ロキソニン錠60mg』は製造販売元が「第一三共株式会社」と記載があった。
『ロキソニンS』はドラッグストアやインターネットで購入可能?値段は?
『ロキソニンS』は「第1類医薬品」なので、薬剤師のいる取り扱いのある店、ドラッグストアやオンラインストア等で購入できるようです。メーカー希望小売価格(税抜):648円/12錠
『ロキソニンS』と『ロキソニン錠60mg』の比較
ロキソニンS | ロキソニン錠60mg | |
---|---|---|
分類 | 第1類医薬品 | 処方箋医薬品以外の医薬品 |
成分 | (1錠中) ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg (無水物として60mg) | (1錠中) ロキソプロフェンナトリウム水和物(日局) 68.1mg (無水物として60mg) |
添加物 | ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、乳糖水和物、三二酸化鉄 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、乳糖水和物、ステアリン酸マグネシウム |
値段 | メーカー希望小売価格(税抜):648円/12錠 | - |
販売元 | - | - |
製造販売元 | 第一三共ヘルスケア株式会社 | 第一三共株式会社 |
※ 添付文書より引用 |
『ロキソニンS』と『ロキソニンSプラス』の違いは?
メーカーサイトの添付文書を確認したところ「ロキソプロフェンナトリウム水和物 60mg」に加えて
胃粘膜保護作用を有する「酸化マグネシウム 33.3mg」を配合しているようです。
メーカー希望小売価格(税抜):698円/12錠
と『ロキソニンS』と50円しか変わらないので胃が弱い方にはちょうど良いのではないでしょうか。
『ロキソニンS』と『ロキソニンSプレミアム』の違いは?
メーカーサイトの添付文書を確認したところ「ロキソプロフェンナトリウム水和物 60mg」に加えて
「アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg」
「無水カフェイン 50mg」
「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mg」
の3種類が主成分として追加されていました。
胃粘膜保護+鎮痛補助となっているようです。
ちなみに他のロキソニンシリーズと異なり1回量が2錠となっています。
メーカー希望小売価格(税抜):698円/12錠
ロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアムまとめ
ロキソニンSプラス | ロキソニンSプレミアム | |
---|---|---|
分類 | 第1類医薬品 | 処方箋医薬品以外の医薬品 |
成分 | (1錠中) ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg (無水物として60mg) 酸化マグネシウム 33.3mg | (2錠中) ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg (無水物として60mg) アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg 無水カフェイン 50mg メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mg |
値段 | メーカー希望小売価格(税抜):698円/12錠 | メーカー希望小売価格(税抜):698円/12錠 |
販売元 | - | - |
製造販売元 | 第一三共ヘルスケア株式会社 | 第一三共ヘルスケア株式会社 |